設 立 趣 意 書

 私たちの暮らす能代市では、少子化のために、学校単位でのスポーツ活動が困難になったり、子どもたちがチームを組めなくなっている事例が出てきています。能代市小学校体育連盟の解散からスポーツ少年団化となり、一部ではスポーツ障害や保護者の負担が増えたことなどから、気軽にスポーツに取り組めない子どもたちの話も耳にするようになりました。全国的な「積極的にスポーツをする子どもとそうでない子どもの二極化」がこの地域でも広がりつつあります。また、これまで長く続けられてきた既存のスポーツ団体は、高齢化によって、活動が減少したり、解散することも少なくない状況です。65歳以上の人口は全人口の36.8%(平成27年12月末現在)となっていて、健康の保持増進のためにも、無理なく取り組むことのできる体力や目的にあった運動・スポーツの実践が望まれています。働き盛りの世代、子育て世代は、仕事・家事の忙しさや参加機会の不足から、幼児との運動遊びを含め、生活習慣としてスポーツに親しむ割合が低くなっています。
 社会環境の変化から目を背けないでこれらの課題を解決するために、手段は決して一つではありませんが、私たちは、幅広い世代が日常的にスポーツに親しむことのできる環境づくりが糸口になるのではないかと考え、「スポーツクラブのしろ」を設立します。特に、スポーツクラブのしろでは、次のような具体的な課題の解決を目指します。

 ① スポーツを通じて幼児・児童の心身の健全な育成をすすめます
 ② 選手や指導者の不足による生徒の運動部活動離れの受け皿になります
 ③ 運動・レクリエーションによる高齢者の健康・生きがいづくりを推進します
 ④ 幅広い年齢層が参加でき、多種目のスポーツを楽しめるプログラムを提供します
 ⑤ 地域の人がふれあう明るく健全な地域コミュニティを推進します

 人を育み、人と人とのつながりを培うスポーツの力は、この地域での暮らしを豊かで味わい深いものにします。スポーツクラブのしろは、生涯にわたってスポーツを楽しめる健やかで活力ある地域社会の実現に向けて活動していきます。
 つきましては、この趣旨にご賛同いただき、スポーツクラブのしろ設立へのご支援・ご協力を賜りますとともに、より多くの皆様のご参加をお願い申し上げます。

 平成28年4月15日

スポーツクラブのしろ運営委員会
委員長  齊 藤 憲 身